专利摘要:
本発明は、家具(1)のフラップ(3)を移動させる少なくとも1本の作動アーム(5)と、作動アーム(5)に付勢作用するバネ装置(6)とを有した駆動装置を提供する。この駆動装置では、空荷重の作動アーム(5)の開速度を規制する目的にて、フラップ(3)に未装着状態である構造物固定装置が作動アーム(5)の制動のために提供されている。構造物固定装置は、少なくとも1体の可動に搭載されている第1制動要素(14)を含んでいる。第1制動要素(14)は、作動アーム(5)の開速度が設定回動速度以下である場合には、制御曲線部(16)に沿って誘導される。作動アーム(5)は、実質的自在に移動でき、作動アーム(5)の開速度が設定回動速度を超えると第1制動要素(14)は、制御曲線部(16)の少なくとも一部において上昇離脱する。第1制動要素(14)は、第2制動要素(19)で解除可能に制動され、作動アーム(5)は、その相対回動位置で固定される。a
公开号:JP2011514457A
申请号:JP2010548984
申请日:2009-02-20
公开日:2011-05-06
发明作者:ボッフル,ウォルフガング
申请人:ジュリウス ブルム ゲゼルシャフト エム.ビー.エイチ.;
IPC主号:E05F5-00
专利说明:

[0001] 本発明は、家具の跳戸(以降“フラップ”と称する。)を駆動するための少なくとも1本の作動アームを有した駆動装置、並びに作動アームに作用するバネ装置に関する。]
[0002] 本発明は、空荷重の作動アーム(家具フラップには未装着)のための構造物固定装置を提供する。この固定装置は、空荷重作動アームの開動作速度を制限し、少なくとも1つの可動式第1制動要素を有している。]
[0003] 本発明は、以下において説明する駆動装置を備えた家具にも関する。]
背景技術

[0004] このタイプの駆動装置は、例えば、回動式に搭載されている駆動アームに接続された家具フラップを、家具枠体の1区画を閉じる垂直位置(姿勢)と、上方に移動した開位置(姿勢)との間で移動させるのに利用される。家具フラップの重量を相殺するためにバネ装置またはガス圧保存手段が提供される。作動アームに作用するトルクは、移動するフラップの重量に合わせて選択的に調節できる。従って、家具フラップが重い場合には、作動アームに対して非常に強力な付勢トルクが必要となる。]
[0005] しかしながら、作動アームに家具フラップが未接続の場合には、付勢作用するバネ装置によって作動アームが突然に強力な作動力を発揮し、家具設置作業員に重傷を負わせるリスクが存在する。]
[0006] 本発明の発明者による特許文献1は、家具フラップが未装着である“空荷重”作動アームのための構造物固定装置を開示している。この固定装置は、空荷重作動アームの開速度を制限する掛留装置または制動装置を備えている。]
先行技術

[0007] 国際公開第2006/069412号パンフレット]
発明が解決しようとする課題

[0008] 本発明の一つの目的は、上述のタイプの構造物固定装置を利用し、高機能信頼度を有した低製造コストの駆動装置を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0009] 本発明によれば、この目的は、次の構造によって達成される。すなわち第1制動要素を作動アームの所定旋回速度以下にて制御曲線部に沿って導き、作動アームを実質的に移動自在にし、作動アームが所定回動速度以上になると第1制動要素を少なくとも一時的に制御曲線部から上昇離脱させ、作動アームが相対的な回動位置(姿勢)で固定されるように第2制動要素によって第1制動要素を解放可能に制動する。]
[0010] よって、本発明の基本的な概念は、作動アームの回動速度が所定の回動速度以下であれば、作動アームの回動移動中に制御曲線部に沿って、例えば、制動要素に対して提供されているガイド突起体を利用して移動される可動式に設置された第1制動要素を提供することである。]
[0011] 一方、作動アームが所定の回動速度以上になると、好適にはガイド突起体である第1制動要素は、制御曲線部の形状並びに制動要素の固有質量慣性モーメントのために制御曲線部の設定形状を辿ることができなくなる。このため、第1制動要素は、制御曲線部を上昇離脱し、第2制動要素に対する第1制動要素の掛留効果が提供される。このように、過剰に急速移動する作動アームは、制動され、その相対的回動位置にて直ちに静止し、設置作業員に対する怪我のリスクが回避され、近隣物体への損傷の可能性が最小限となる。]
[0012] 第1制動要素は、回転軸に回動式に搭載されたレバーを含むことができる。1実施態様においては、このレバーは、少なくとも1体の掛留要素(例えば掛留歯部)を有することができる。作動アームが所定の回動速度を超えると、この掛留歯部を第2制動要素に提供された対応する歯構造部によって解放可能に制動できる。]
[0013] 本発明の1つの実施態様によれば、制御曲線部を少なくとも部分的に、適した形状の鋸歯形状部または波形状部とすることができる。この点に関して、作動アームが所定の回動速度を超えると、制御曲線部の鋸歯形状部または波形状部である頂部によって第1制動要素を上昇離脱させることができる。]
[0014] 作動アームが臨界的な設定速度値以下で移動するときは、ガイド突起体は、制御曲線部と実質的に接触状態にて制御曲線部に沿って移動する。一方、この臨界的な設定速度を作動アームが超えると、制御曲線部に設けられた頂部あるいはスキージャンプ台形状部を上昇離脱し、対応する第2制動要素に掛留される。]
[0015] 原理的には、第1制動要素を重力作用だけで制御曲線部に押圧すれば十分である。しかしながら意図された切換え特性を確実に実行させるには、第1制動要素を機械バネあるいは弾性要素によって制御曲線部に押しつけることが望ましい。しかし、このバネ力は、比較的に小さいので、制動要素と作動アームとの間で迅速に掛留させることは可能である。]
[0016] 本発明の家具は、前述のタイプの作動アームを有することを特徴とする。]
[0017] 本発明のさらなる詳細と利点は、図面を利用して以下で解説する。]
図面の簡単な説明

[0018] 図1は、上方移動できるフラップ(跳戸)を移動させる駆動装置を有した家具の斜視図である。
図2は、本発明に従った駆動装置の一実施例を示す側面図である。
図3aは、図2で示す駆動装置の斜視図である。
図3bは、図2で示す駆動装置の一部の拡大詳細図である。
図4aは、非掛留状態である駆動装置を備えた家具の斜視図である。
図4bは、非掛留状態である駆動装置を備えた家具の一部の拡大詳細図である。
図5aは、図4aに類似したものであるが、駆動装置は掛留状態である。
図5bは、図4bに類似したものであるが、駆動装置は掛留状態である。
図6aは、非掛留状態である制動要素のための緩衝されたベアリング部を備えた駆動装置の一実施例を示す。
図6bは、非掛留状態である制動要素のための緩衝されたベアリング部を備えた駆動装置の一実施例を示す。
図7aは、掛留状態である図6aの実施例を示す。
図7bは、掛留状態である図6bの実施例を示す。
図8aは、非掛留状態である駆動装置の運動力学的に反転した状態を示す。
図8bは、非掛留状態である駆動装置の運動力学的に反転した状態を示す。
図9aは、掛留状態である図8aの実施例を示す。
図9bは、掛留状態である図8bの実施例を示す。
図10は、制御カム構造物と一体化している制御曲線部を備えた駆動装置の一実施例を示す。
図11aは、レバー機構を備えた別例の駆動装置の斜視図であり、制動要素は、レバー機構の2本のレバー間で作動する。
図11bは、レバー機構を備えた別例の駆動装置の一部の拡大詳細図であり、制動要素は、レバー機構の2本のレバー間で作動する。] 図1 図10 図11a 図11b 図2 図3a 図3b 図4a 図4b 図5a
実施例

[0019] 図1は、斜視図によるキャビネット形態の家具1の一実施例を図示する。本発明の駆動装置4は、上方移動するフラップ3を駆動するように提供されている。駆動装置4は、家具枠体2の両垂直側壁の内側にそれぞれ固定されている。閉位置から開位置に、あるいはその逆にフラップ3を移動させるため、片側が駆動装置4の基部に旋回式に取り付けられており、他方側がフラップ3に旋回式に取り付けられている少なくとも1本の作動アーム5が提供される。フラップ3は、その閉位置では実質的に垂直姿勢となる。] 図1
[0020] 図2は、本発明による駆動装置4の一実施例の側面図を図示する。駆動装置4は、旋回点Bにて駆動装置4の本体部に移動可能に取り付けられたバネ装置6を含んでいる。バネ装置6は、旋回点Sに搭載されている仲介レバー7に対して作用する。作動レバー7に対するバネ装置6の係合点8を調節装置9によって移動させることが可能である。仲介レバーの係合点8と回動点Sとの間の距離の調節によってレバー比を変えることができ、同時にバネ力を変更することができる。よって、作動アーム5(ここでは非図示)に作用するトルクを駆動装置9によって選択的に調節して、移動するフラップ3の重量に対応させることができ、フラップ3を重力に抗して自動で回動位置に保持できる。仲介レバー7には、作動アーム5の回動によって回動点Pに搭載された制御カム構造物11の設定輪郭部11aに沿って走行する圧力ローラ10が搭載されている。図1で示すフラップ3を移動させるための作動アーム5は、結合部13によって解放可能な掛留等の手段で制御カム構造物11に接続できる。] 図1 図2
[0021] 本発明の重要な部材は、回動軸Mに回動式に取り付けられたレバー14aの形態の第1制動要素によって提供されている。レバー14aは、横断方向に突き出したガイド突起体15を有する。この突起体15は、作動アーム5(ここでは非図示)の回動時に、回転式制御カム構造物11上に提供されている弓形制御曲線部16に沿って移動できるように取り付けられる。制御曲線部16は、略鋸歯形状または波形状であり、作動アーム5の設定速度が超えられると、鋸歯形状または波形状の制御曲線部16によって形成された頂部の作用によってガイド突起体15は、制御曲線部を上昇離脱し、レバー14aは、第2制動要素19(特にその歯形構造部19a)に掛留要素18によって掛留可能となり、回転可能な制御カム構造物11(および作動アーム5)の移動が停止される。作動アーム5が制御状態でゆっくり移動する場合(特にそこのフラップ3が回動式に搭載されている場合)、レバー14aのガイド突起体15は、制御曲線部16から上昇離脱することなく制御曲線部16に沿ってスライド移動する。その結果、作動アーム5の低回動速度によっては第1制動要素14と第2制動要素19との間で掛留作用は発生しない。]
[0022] 図3aは、図2の駆動装置4の斜視図であり、図3bは、図3aで図示されている特定領域の拡大図である。図3aは、回動軸S周囲で搭載された仲介レバー7に係合点8において作用する並列連結圧縮バネを備えたバネ装置6を図示する。作動アーム5に作用するトルクを調節するために調節装置9が存在する。この調節装置9により仲介レバー7上の係合点8の位置が変更できる。仲介レバー7は、圧力ローラ10を有している。この圧力ローラ10は、作動アーム5の旋回中に制御カム構造物11の設定輪郭部11aに沿って走行することができる。図示の実施例では、この設定輪郭部11aは、制御カム構造物11の外側周囲表面に形成されている。] 図2 図3a 図3b
[0023] 説明のために図3bでは、制御カム構造物11のカバーは、外されている。歯形構造部19aを備えた第2制動要素19は、回転式制御カム構造物11の回動軸Pと共軸関係に搭載されている。図示の実施例では、制動のために提供されている、複数の掛留歯を有した一体形成されている掛留要素18を備えたレバー14aが図示されている。制御曲線部16も明確に図示されている。これは、略鋸歯形状であり、レバー14上で横断方向に突き出たガイド突起体15は、作動アーム5が設定開速度を超えると頂部17a、17bを上昇離脱し、レバー14aの掛留要素18は、第2制動要素19の歯形構造部19aにより掛留可能となる。] 図3b
[0024] 図4aは、家具枠体2に取り付けられた駆動装置4を有した家具1の斜視図である。作動アーム5に作用するバネ装置6、仲介レバー7および作動アーム5と関係する回転式制御カム構造物11が図示されている。図4aで示すように、フラップ3が作動アーム5に未接続であるときには、作動アーム5は、そこに付勢作用するバネ装置6によって急激に上方移動する状態になっている。このような非制御下の開動作を回避するため、構造物固定装置には、前述の制動機構が提供される。レバー14aのガイド突起体15は、作動アーム5の移動中に頂部17a、17bを有した制御曲線部16に沿って誘導される。作動アーム5が制御状態でゆっくりと移動すると、レバー14aと第2制動要素19の歯形構造部19aとの間では掛留作用が発生しない。] 図4a
[0025] 図5aと図5bは、それぞれ図4aと図4bに類似している。両者の相違は、作動アーム5が開動作中に妨害されることである。作動アーム5が所定の回動速度を超えると、回動式に取り付けられたレバー14aのガイド突起体15は、制御曲線部16の頂部17a、17b、17cを乗り越え、レバー14aの掛留歯は、第2制動要素19の歯形構造部19aに掛留される。制動作用を解除するには、作動アーム5は、閉位置方向にユーザによって押されなければならない。この場合には、レバー14aは、重力によって制動要素19から解放される。] 図4a 図4b 図5a 図5b
[0026] 図6aは、第2制動要素19の歯形構造部19aから掛留要素18が外れないようにしている。縦方向スロットガイド部内で移動可能に搭載されているレバー14aの回動軸Mも図示されている。また、縦軸方向スロットガイドには、図示の実施例においては、硬質クラスチック材料製である緩衝要素20が提供されている。図6bは、図6aで円により囲まれた領域の拡大詳細図である。ここでは、作動アーム5の妨害は示されていない。] 図6a 図6b
[0027] 図7aと図7bは、それぞれ図6aと図6bの実施例を図示する。回動式に搭載されたレバー14aと、回動点Pの周囲に取り付けられた制御カム構造物11との間で掛留されている。特に図7bでは、硬質プラスチック材料製の緩衝要素20がその掛留状態にて圧縮されている。このように、レバー14aの掛留要素18が第2制動要素19の歯形構造部19aから外れないようにすることが可能である。緩衝要素20は、レバー14aを回動軸Mにて移動可能な緩衝状態で搭載させる少なくとも1体の機械バネ要素と交換できる。] 図6a 図6b 図7a 図7b
[0028] 図8aと図8bの詳細図は、掛留機構の運動学的逆転を図示する。図2から図7のものとは異なり、第1制動要素14は、レバー14aの形態で提供されており、回転制御カム構造物11の領域で回動軸Mを備えている。一方、鋸歯形状の制御曲線部16は、駆動装置4の本体A上の好適には不動部21上に提供されている。制御状態でゆっくり移動する場合には、レバー14aのガイド突起体15は、制御曲線部16の鋸歯と接触状態でスライドする。結合部13に搭載される作動アーム5が臨界回動速度を超えると、ガイド突起体15は、制御曲線部を乗り越え、レバー14aの掛留要素18は、不動部21上で対応する歯形構造部と掛留される。図8bの拡大詳細図は、非掛留状態であるレバー14aを図示する。] 図2 図8a 図8b
[0029] 図9aと図9bは、レバー14aの掛留位置を示す。掛留要素18は、不動部21の対応する歯形構造部と係合状態である。] 図9a 図9b
[0030] 図10は、駆動装置4の別実施例を図示する。制動作用のために提供され、回動点Mにて搭載されているレバー14aが図示されている。作動アーム5が臨界回動速度に到達しなければ、レバー14aの自由端には、横断方向に突出するガイド突起体15が制御曲線部16に沿って誘導される。制御曲線部16は、制御カム構造物11に一体化されている。制御曲線部16は、制御カム構造物11から容易に外れる。図示の実施例では、第2制動要素19は、制御曲線部16に重ねられた掛留カムの形態である。掛留カムは、複数の退避部22a〜22dを有している。臨界旋回速度が超えられたとき退避部内にガイド突起体15が進入でき、作動アーム5が制動される。] 図10
[0031] 図11aと図11bの詳細図は、駆動装置4の別実施例を図示する。前述の回転制御カム構造物11の代わりに、この構造物は、作動アーム5の移動のために純粋なレバー機構24を有する。回動点Bに搭載されたバネ装置6は、回動軸Cに取り付けられた二重アーム屈曲レバー23の係合点8に作用する。屈曲レバー23の係合点8は、調節装置9によって変更できる。屈曲レバー23は、レバー23aによってヒンジ式4アーム体機構に作用する。このヒンジ式4アーム体機構は、回動点DとEに取り付けられたヒンジ式レバー25aと25bを含む。長形の主レバー26は、ヒンジ軸FとGにて2つのヒンジ式アーム25aと25bに連結されている。この長形の主レバー26は、開動作途中で動き出し、平行に移動する。駆動装置4の基本機能は、当業技術者には、知られており、ここでは詳述しない。重要なことは、制動要素14がヒンジ式レバー25bと制御レバー27との間で作動することである。レバー14aの形態の制動レバー14は、回動点Mでヒンジ式レバー25bに取り付けられている。ガイド突起体15は、図11bの拡大詳細図で図示されており、ガイド突起体15は、実質的に鋸歯形状である制御曲線部16に沿って誘導される。第2制動要素29は、ガイド突起体15のための退避部を備えた掛留カムの形態であり、作動アーム5が所定の開速度を超えると、退避部の中にガイド突起体15が進入でき、作動アーム5は、駆動装置4の本体8に対する相対位置において掛留可能となる。二重になった掛留カムと退避部22a〜22dを備えた制御曲線部16の基本原理は、図10の実施例と基本的に同一である。] 図10 図11a 図11b
[0032] 本発明は、それら図示のものに限定されず、「請求の範囲」に属するそれらの全変形および技術的均等物を含む。上、下、横、等々の位置的表現は、通常設置の場合に対応したものであり、位置の変更に即して適宜変更することができる。]
[0033] この点で本発明の固定装置は、駆動装置4のいかなる回動姿勢でも機能するように設計されている(横方向および上下反対を含む)。予め取り付けられている駆動装置4を備えた家具枠体2は、家具1を設置する際に非常に頻繁に上下反転あるいは傾斜されるため、この特徴は重要である。その段階では、家具フラップ3は、未だに作動アーム5には取り付けられておらず、作業員に対する怪我の可能性は相当なものである。第1制動要素14は、ハンマー(T)形状でもよい。この場合、ハンマーのアームは、回動軸Mに搭載され、ハンマー頭部の2端は、その一方が制御曲線部16に、他方が第2制動要素19に当接するように取り付けられる。このような構造によりガイド突起体15の取り付けは省略が可能である。]
权利要求:

請求項1
家具のフラップを移動させる少なくとも1本の作動アームと、該作動アームに作用するバネ装置とを有した駆動装置であって、フラップに未装着状態である空荷重状態の作動アームを固定し、その開速度を規制する構造物固定装置が提供されており、該構造物固定装置は、少なくとも1体の可動に搭載された第1制動要素を有しており、該第1制動要素(14)は、前記作動アーム(5)の開速度が設定回動速度未満では制御曲線部(16)に沿って誘導され、前記作動アーム(5)は、実質的自在に可動状態となり、該作動アーム(5)の開速度が前記設定回動速度を超えると、前記第1制動要素(14)は、前記制御曲線部(16)の少なくとも一部で該制御曲線部を離脱し、該第1制動要素(14)は、第2制動要素(19)との協調により解除可能な状態にて制動され、前記作動アーム(5)は、相対回動位置にて固定されることを特徴とする駆動装置。
請求項2
第1制動要素(14)は、回転軸(M)周囲に搭載されているレバー(14a)を含んでいることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
請求項3
第1制動要素は、第2制動要素(19)に解除可能な状態で掛留可能である、好適には掛留歯部である少なくとも1体の掛留要素(18)を有していることを特徴とする請求項1または2記載の駆動装置。
請求項4
第1制動要素(14)は、制御曲線部(16)に沿って可動に搭載されている少なくとも1体のガイド突起体(15)を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動装置。
請求項5
制御曲線部(16)は、少なくとも部分的に略鋸歯形状または略波形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動装置。
請求項6
作動アーム(5)の開速度が設定回動速度を超えると、第1制動要素(14)は、鋸歯形状または波形状である制御曲線部(16)によって形成されている頂部(17a、17b、17c)の形状作用によって離脱動作することを特徴とする請求項5記載の駆動装置。
請求項7
制御曲線部(16)は、少なくとも部分的に湾曲形状であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の駆動装置。
請求項8
制御曲線部(16)は、本駆動装置(4)の不動部(21)に提供されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の駆動装置。
請求項9
制御曲線部(16)は、本駆動装置(4)に可動状態にて、好適には回転可能状態にて搭載されている制御カム構造物(11)に提供されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の駆動装置。
請求項10
作動アーム(5)に関連した状態で回動軸(P)の周囲に搭載され、設定輪郭部(11a)を有した制御カム構造物(11)が提供されており、制御曲線部(16)は、該制御カム構造物(11)上に提供されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の駆動装置。
請求項11
本駆動装置は、作動アーム(5)を移動させるレバー機構(24)を含んでおり、制御曲線部(16)は、該レバー機構(24)の制御レバー(27)の1本に提供されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の駆動装置。
請求項12
第1制動要素(14)は、レバー機構(24)に可動状態で搭載されている2本のアームあるいはレバー(25a、27)間で作動することを特徴とする請求項11記載の駆動装置。
請求項13
第2制動要素(19)は、本駆動装置(4)の可動部に提供されていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の駆動装置。
請求項14
第2制動要素(19)は、作動アーム(5)に関連した状態で制御カム構造物(11)上に提供されていることを特徴とする請求項13記載の駆動装置。
請求項15
本駆動装置(4)は、作動アーム(5)を移動させるレバー機構(24)を有しており、第2制動要素(19)は、該レバー機構(24)の制御レバー(27)の1本に提供されていることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の駆動装置。
請求項16
第2制動要素(19)は、歯形構造部(19a)を有しており、該歯形構造部は、作動アーム(5)の開速度が設定回動速度を超えると第1制動要素(14)を解除可能な状態で制動することが可能であることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の駆動装置。
請求項17
第2制動要素(19)は、掛留カムを有しており、該掛留カムは、好適には制御曲線部(16)と重なっており、該掛留カムは第1制動要素(16)で掛留可能な退避部(22a〜22d)を有していることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の駆動装置。
請求項18
請求項1から17のいずれかに記載の駆動装置を含んでいることを特徴とする家具。
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WO2006069412A1|2004-12-28|2006-07-06|Julius Blum Gmbh|Stellantrieb mit zumindest eine stellarm|JP2013500411A|2009-07-28|2013-01-07|ユリウスブルムゲーエムベーハー|可動家具部の駆動装置|CH555063A|1973-08-24|1974-10-15|||
CH573146A5|1974-07-18|1976-02-27|Kauffmann Th Kg Rolladen Kauff|Grab for lifting or lowering loads - released in dependence on speed with control disc rotating with drive roller|
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